「整体院と整骨院の先生ってどちらが国家資格持っているの?」「名称以外の違いは何なの?」と質問を受ける事があります。
先に答えを言うと国家資格が必要なのは「整骨院の先生」になります。
整骨院の先生が持っている資格は「柔道整復師」という厚生労働大臣認可の国家資格になります。国家資格という位なので、国から認定される国家試験に合格しないと取得出来ません。
国家試験を受ける為には、「高校を卒業または高校卒業と同等の資格を取得した後に、柔道整復師養成施設として認可を受けた大学、専門学校などで必要な科目を履修すること」が必要になります。最低でも3年は専門知識について深く学び、卒業の全単位を取得しないと国家試験を受ける権利すら与えられません。
柔道整復師の国家試験は毎年3月上旬に年1回実施されており、受験科目として実技はもちろん、解剖学や生理学、一般臨床医学、運動学などといった11科目の筆記試験を受けなければいけません。
国家試験の合格発表後に、書類等に必要事項を記入し提出することにより、「柔道整復師名簿」に登録される事により、柔道整復師の免許が取得出来ます。
柔道整復師の試験は全都道府県で行われている訳ではなく、北海道、宮城県、東京都、石川県
、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県でのみ行われます。
国家試験を取得するには以上の段階を踏む必要があります。
また、整骨院を開業する際には「柔道整復師」の資格が必須になってきます。
じゃあ「整体院の先生は何の資格を持っているの?」というと、先ほどにも言った通り柔道整復師の資格をもった先生もいらっしゃいますが、持ってらっしゃらない先生は民間資格を持っていらっしゃる方がいます。資格についても数ヶ月で取得できるものもあれば、1年で所得できるものと様々です。民間資格に関しては色々あるのでご興味がある方は調べてみて下さい。
必ずしも国家資格が良いと言いたいのではなく、国家資格を持っていなくても素晴らしい実績の先生も沢山いらっしゃいます。その中で一つの指標にしていただきたいのが、実際に施術を受けた方の「生の声」です。それをいただくには、本当に症状を改善し理想の生活に導けているかが最大の鍵になってきますし、対応や人間性に優れていないと、良い評価はいただけません。
そのような証拠があるかないか、ご自身の身体を本当に預けても大丈夫なのかの判断をしてみて下さい。当院のお客様の声は専用ページに記載してありますので、ぜひご覧になってみて下さい。