当院は国家資格である柔道整復師という免許を所持した施術者が3人体制で施術にあたっています。整体では柔道整復師にのみ許されている、健康保険の取扱という特権をなぜ当院では使わずに施術するのか。そこのところをお話ししていきます。

私たち3人は専門学校の同期生であり、かつての修行先の整骨院の同僚でもありました。その整骨院は1日60〜80名が来院される、いわゆる”保険院”でした。

その際に感じていたことは、一貫して施術を行えないもどかしさでした。例えば、初めてご来院された方でたまたま自分がカウンセリングし悩みや改善事項についてお聞きし施術させて頂いたとしても、次回ご来院時には自分ではない他の先生にその方が当たった際には、どうしても気になっていました。

施術者も人間ですので、それぞれに手技のクセややり方が微妙にですが異なります。しっかり社内で全員同じ研修をしていたとしても、その違いは必ず出てしまうのです。そしていざ自分がその方と再びあたった際に、ん？と違和感を覚えることが多々ありました。それは以前担当した施術者の技術が劣っているとかの問題ではなく、人間であるが故の誤差であると感じていました。そこでお客様の立場を考えた時に、もし自分がそこに通おうと決意したのなら、悩みを打ち明けた人に一貫して身体を預けたいと思うのが普通なのではないかと感じていたのです。

それに加えて正直に言うと、赤字では院は成り立ちませんし、家族やスタッフも守れなければ困っている救うべき人も救えません。保険院ではそのシステム上、自己負担が少ないため、どうしてもたくさんのお客様を”回さないといけない”つまり回転させないと利益が出ないと言う仕組みになってしまっています。そのため１人のお客様に時間をかけて施術していては成り立たなくなりますし、ましてや担当制を設けていてはさらに回転率は悪くなります。ですので、1人に対して10分という風に時間でスパスパきっていくしか方法がないのです。それでは施術家を志した意味がないのではないか。目の前の困っている人に対して”回す”という表現は、あまりにも失礼ではないでしょうか？

それでは改善させれるのは難しいですし、上記のことから当院では保険は使わず、自費での担当制にて、しっかり一人一人に向き合った整骨院を作ろうと同じ志を持った施術者が集まりました。ですので当院の施術はしっかり納得が行くまで時間をかけて向き合わせて頂きます。1人〇〇分という時間では決めておらず、その方に必要な施術を、必要な時間をかけてオーダーメイドでご提供致します。だからこ自費であり、自費だからこそ提供できるものは沢山あります。逆に保険では提供できることに限界があります。

毎回担当の施術者がコロコロ変わるといった心配もなく、担当した施術者がお客様の理想の生活を実現させるために二人三脚で向き合っていきますのでご安心ください。ご縁をいただけることを心よりお待ちしております。